基礎講座、講演会
2025年講演会
2024年度 総会(対面開催)・2025年度 第1回講演会(ハイブリッド開催)
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『2024年度 総会』
議題
1 2024年度事業報告、収支決算報告承認の件
2 2025年度事業計画、収支予算案承認の件
3 役員改選に関する件
4 本会の運営に関する件
●総会は対面にて開催いたします。(Web配信は行いません) -
『「食品期限表示の設定のためのガイドライン」の見直しについて(仮題)』
学校法人 東京農業大学
食品安全研究センター
センター長 五十君 靜信 氏近年,食品ロス削減や消費者の安全確保の観点から,食品の期限表示のあり方が改めて注目されています。今般の五十君先生のご講演につきましては,最新の科学的知見や国際的な動向を踏まえ「食品期限表示の設定のためのガイドライン」見直しのポイントについてご解説いただきます。
(事務局記載) -
『酒造りの伝統にこめられた先人の知恵』
日本酒造杜氏組合連合会
会長 石川 達也 氏日本の酒造りはその長い歴史の中で、先人たちが気の遠くなるような試行錯誤の果てに、完璧・究極とも言える伝統技法を培ってきた。冷却設備や殺菌剤などなかった時代、すでに雑菌汚染を防ぎ、健全な醗酵へ導く方法を駆使していたのは、現代の科学的知見を以てしても驚嘆に値する。昨年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」。そこにこめられた先人の知恵を「温故知新」の精神でひもとくことは現代の私たちにこそ必要であり、伝統を継承していくことが未来を拓く鍵となるに違いない。
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『情報交換会』
主婦会館 2階 エフ
2024年度 第3回 一般財団法人日本食品分析センター講演会(大阪支所)/食品品質保持技術研究会(共催)
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『食物アレルギー表示制度と検査法』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 安全性試験課 主幹研究員 川本 康晴
令和6年3月28日に「食品表示基準について」(平成27年3月30日消食表第139号消費者庁次長通知)の一部が改正され,表示推奨品目である”特定原材料に準ずるもの”として「マカダミアナッツ」を追加し,「まつたけ」が削除されました。本講演では,食物アレルギーの表示制度及びその検査法についてご紹介します。
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『LC-QTOF/MSを用いた「タンパク質の検索」の 異物検査への活用』
(一財)日本食品分析センター 彩都研究所 分析化学課 主幹研究員 冨田 早由
プロテオーム解析はタンパク質の構造と機能を総合的に研究する分野として注目されています。この技術を応用し,LC-QTOF/MSを用いて異物のタンパク質の種類及び由来の特定ができるようになりました。本講演では,「タンパク質の検索」の異物検査への活用について,事例を交えながらご紹介いたします。
2024年度 第2回 一般財団法人日本食品分析センター講演会(仙台事務所)/食品品質保持技術研究会共催
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『食品中の重金属分析の実際と動向』
(一財)日本食品分析センター 彩都研究所 無機分析課 羽渕 元哉
重金属は広く環境中に存在しており,食品中に含まれる重金属を分析することは食品の安全確保
のために重要です。本講演では重金属分析の背景と実際の分析法について,最近の動向を踏まえて
紹介いたします。 -
『有機フッ素化合物(PFAS)の基礎知識と規制動向』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 微量試験課 主任 大山 結香
河川や地下水への有機フッ素化合物(PFAS)の汚染が近年問題となっており,健康に影響を及ぼ
す恐れがあることから社会的な関心が高まっています。本講演では,PFASの基礎的な概要(種類
や毒性),規制状況等,分析法も交えてご紹介いたします。