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基礎講座、講演会

平成30年度講演会
【第4回 講演会】
 日時:平成30年7月25日(水)
 場所:主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)
  『どこまでわかるのか,近赤外分光』
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品分析研究領域 非破壊計測ユニット ユニット長 池羽田 晶文 氏
近赤外分光は食品とたいへん相性がよく、果実の糖度選別などでは欠かせない技術となっている。しかしどのような原理によって、何を見ているのか、十分理解されているとは言い難い。講演では実際に応用されている事例や、風味や鮮度の数値化、ヒトの血糖値計測など最新の研究成果についても多数紹介し、その限界と展望について述べる。

『日本の食品表示の経緯と海外の食品表示状況』
一般社団法人 日本農林規格協会 専務理事 島 眞人 氏
食品表示の担当省庁が一本化されたのは、消費者庁が発足した2009年。 それ以前は農林水産省が所管していたJAS法と厚生労働省が所管していた食品衛生法を中心として表示の規制がされていた。品質表示基準は、個別のJAS規格に付随して作成された歴史から、表示方法にも品目特性が表れている。 現在の食品表示法の品質表示基準に統一された経緯を中心に、海外の食品表示も紹介する。

【第3回 講演会】
 日時:平成30年7月4日(水)
 場所:仙台国際センター2F 会議室「萩」
  『食品用器具・容器包装の法期性と今度の動向』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 包材試験課 課長 中西 徹
食品はその原材料が収穫されてから加工され消費に至るまでの間,さまざまな器具,容器,包装材と接触します。そのため,安全性確保の観点から食品衛生法で規制されていますが,現在,規制のあり方について見直しが進んでおり,ネガティブリスト制度からポジティブリスト制度へ切り 替えるための作業が行われています。 本講演では,現行の法制度と今後導入が検討されているポジティブリスト制度の概要についてご紹介いたします。

『HACCPの制度化をひかえて 〜自主的な衛生管理のススメ〜』
(一財)日本食品分析センター 東京本部 教育・研修部 副部長 植田 浩之
食品衛生法の改正を受けて,いよいよHACCP方式による食品の取り扱いが義務付けられます。 一部の食品業者からは不安の声が聞かれますが,制度によりどのような基準が示されたとしてもやり方が大きく変わることはありません。 これまでの実績を自信に,きちんとした現場できちんとした食品の取り扱いをする。そのようにできていることを記録でも証明できる。そうした自主的な管理が制度化によってすっきりと整理されるはずです。本講演では基準を満たすための必要最小限の「備え」についてお話しします。

【第2回 講演会】
 日時:平成30年6月22日(金)
 場所:大阪産業創造館 4階イベントホール
  『法規に基づく品質管理の着眼点』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 添加物試験課 課長 吉田充哉
化粧品及び薬用化粧品の市場は年々拡大し、日本の良質な化粧品は国内だけでなく、海外でも定評があります。本講演では化粧品添加剤の規制と企業に求められる品質管理についてご説明いたします。

『化粧品中の不純物である重金属をどう管理するか〜最近の動向と試験方法の選び方〜』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 無機分析課 課長補佐 榊原直樹
化粧品及び原料に不純物として含まれるリスクのある貴金属元素について、近年海外を中心に管理対象となる元素が増加するとともに、それらの試験方法について議論が進んでいます。海外及び国内の最近の動向を紹介し目的にあった試験方法の選び方についてご説明いたします。

『微生物試験の重要性〜微生物学的管理項目と試験法について〜』
(一財)日本食品分析センター 多摩研究所 微生物試験課 主任 小嶋亜矢
化粧品が微生物の汚染をうけると、異臭や変色、異物発生などの品質劣化を生じる事があります。また、病原性がある微生物汚染の場合には、皮膚障害などの健康被害をもたらす危険性もあります、本講演では化粧品の衛生管理について、微生物的管理項目と試験法についてご説明いたします。

【総会・講演会】
 日時:平成30年3月19日(月)
 場所:主婦会館プラザエフ クラルテ(地下2階)
  『食感表現と官能評価〜差別化のための評価方法〜』
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工流通研究領域食品品質評価制御ユニット 上級研究員 早川文代 氏
食品の分析、特に官能評価において「もちもち」や「かたい」といった感覚を表現する言葉は重要な役割を果たす。しかし、このような言葉を実験や調査で的確に用いるのは思ったよりも難しい。そこで、食品の分析の参照資料とすべく、445語から成る日本語のテクスチャー表現体系を作成し、用語の消費者認知度調査などを行った。 本講演では、そのデータを紹介するとともに、「言葉」から見えてくる日本人の食嗜好や食生活などについても触れたい。また、味、香りの表現も加えて行った製品の差別化のための官能評価事例も紹介したい。

『食品をめぐる国際規格化の動向と今後の認証制度の在り方』
国立大学法人 東京海洋大学大学院 食品安全流通管理専攻 教授 湯川 剛一郎 氏
食品をめぐっては農業生産から加工、流通に到る各段階で国際規格化の動きが見られる。オリンピック、パラリンピックにおける調達基準として、指定された認証を条件とするとの方針が示され、輸出を行う組織が対応すればよいと考えられてきた認証制度が、国内流通にも求められるようになってきている。 3月上旬に開催されるGFSIにおける最新の動きも交え、規格をめぐる国際的な動き、今後の認証制度の在り方について報告する。



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