基礎講座、講演会

第2回講演会(ハイブリッド開催)

この度,リアル及びライブ配信のハイブリッドによる講演会を開催することとなりました。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合せのうえご参加くださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

詳細はこちらをご確認ください。

日時
2024年08月05日
場所

主婦会館プラザエフ スズラン(9階)及びWeb開催

〒102-0085 東京都千代田区六番町1
JR 四ッ谷駅 麹町口から徒歩1分,東京メトロ 四ッ谷駅から徒歩3分

詳細はこちらをご確認ください。

参加費用
会 員…無料
非会員…2,000円
非会員…2,000円
*(一社)日本食品包装協会様会員様の講演会参加費は 1,000 円となります。
講演テーマおよび講師
  • 【13:35~15:05】

    『新たな青果物包装形態としての生物由来機能性可食コーティングの可能性』

    九州大学 大学院農学研究院 環境農学部門 教授 田 中 史 彦 氏

    持続可能な開発目標(SDGs)に鑑み人類の持続的発展に貢献するため、ここではフードサプライチェーンの革新に寄与する食品の新たなエコ対応包装形態、すなわち、生物由来機能性可食コーティングの研究事例について紹介する。
    プラスチックごみによる環境や人体の汚染は極めて深刻な状況にあり、G7 海洋プラスチック憲章の採択など脱プラの動きが加速している。生物由来機能性可食コーティングは石油由来プラスチック包装に代わる天然高分子と精油などを主成分とする“Green/Blue”な包装材料・形態であり、材料の組み合わせによって様々なデザインが可能である。青果物への施用の際には、各種コーティング材が悪影響を及ぼさず、その品質をより良く保てるかに留意しなくてはならない。多種多様な青果物に適した材料をデザインし、例えば、日々、消費者がスーパーマーケット等で目にするプラスチック系食品包装材をバイオマス材料に置き換えるなど身近なところからBXを推し進め、同時にフードロスの低減にも貢献していきたい。

  • 【15:20~16:50】

    『物流2024年問題とサプライチェーン最適化』

    東京大学先端科学技術研究センター 先端物流科学寄付研究部門 特任教授 井 村 直 人 氏

    物流2024年問題はトラックドライバーの労働時間の規制によって,荷物が運べなくなると言われている問題です.しかしこれは2024年以前から続く,ドライバーの高齢化や担い手不足,そして非効率的な物流がもたらす構造的な問題です.これまではコストセンターとして捉えられていた物流は,DXや機械化による革新的な物流めざすとともに,流通やメーカーも,新しい物流を前提とした新しい商品の開発,売り方,ビジネススキームなどに取り組むことによって,サプライチェーンの最適化と持続可能な社会の実現に貢献することができると思います.

申込方法

ご参加の有無を弊会ホームページにてご連絡下さるようお願い申し上げます。

申込締切

整理の都合上、7月22日までにお申し込みください。

お問合せ先

品保研事務局 織本・鈴木まで
TEL 03-3469-7131 FAX 03-3469-7814