基礎講座、講演会

第11回 講演会

日時
2004年12月15日
場所

はあといん乃木坂(健保会館)

参加費用
講演テーマおよび講師
  • 『食品リサイクル堆肥の品質管理と作物への施用効果』

    (財)日本土壌協会 参 与 古畑 哲 氏

    食品廃棄物の堆肥化及び飼料化促進のため、食品リサイクル法が制定され、これにより食品関連事業者に対しては食品廃棄物の排出抑制、再資源化が強く求められるようになりました。食品廃棄物を原料とした堆肥は、従来使用されてきた堆肥に比べて、原料の種類や成分が多岐にわたり、また、これらの混合割合も多様であり、さらに、製造方法も従来の発酵方式のほかに生ごみ処理機も普及しています。これらの堆肥のなかには品質に問題のあるものも含まれていますので、その堆肥品質に係わる主な要因などについて述べます。次いで、食品リサイクル堆肥の各種作物へ施用効果に関して、従来の堆肥と比較検討した栽培試験の結果についても触れたいと思います 。

  • 『食品中に残留する農薬等のポジティブリスト制について』

    厚生労働省 医薬食品局 食品安全部 基準審査課 課長補佐 宮川 昭二 氏

    平成15年5月の食品衛生法改正において、農産物や畜産物の生産段階で使用され食品中に残留する可能性がある農薬、飼料添加物及び動物用医薬品に対する規制を、いわゆるポジティブリスト制(基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度)を、同改正法の公布(平成15年5月30日)から3年以内に施行することとした。厚生労働省では、ポジティブリスト制施行に向けて、薬事・食品衛生審議会において暫定基準等の審議を進めるとともに、基準案等について広く意見募集を行っている 。

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